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正田病院からのお知らせ

院長’S コラム Vol.12 健康診断の結果そのままにしてませんか?  ~健診結果を上手に生かすには~

コラム
健康診断の結果そのままにしてませんか?  ~健診結果を上手に生かすには~

みなさんこんにちは。院長の熊野です。

新年度が始まり、職場での健康診断や人間ドックを受診されている方も多い
と思います。

また6月からは安中市の特定健診・個別健診も受付が始まり、当院の健診セ
ンターでもたくさんの方に受診して頂いています。

さて、せっかくの健康診断結果をみなさんはきちんと見ていますか?

今回は健診結果をどのように見て、ご自身の健康につなげていくかを説明し
たいと思います。

健康診断は、その名の通りご自身の健康状態を、様々な検査を通して診断した結果です。
健診の結果表には検査結果の各数値の他に、医師による診断の内容や、結果に対するコメントなどが記載されています。

各検査項目の数値はそれぞれに意味があり大切なものですが、それに対する判定(A~Fなど)も健診ドック学会の基準に照らし合わせて行っています。

一般的には A:正常(問題なし) B:軽度異常(概ね問題なし) C:経過観察(所見を認めるが経過観察)、D・E・Fが要精密検査や要治療(医療機関により記載方法の違いあり)となっています。
 
異常な数値や項目があっても当該項目に対する疾患で治療中の場合には、そのような記載になる(当院ではG判定)こともあります。

まず健診結果をよく確認してみましょう。
各検査項目の中で、D/E/Fのアルファベットがあった場合には、必ず医療機関の受診をしてください。
それ以外であっても、結果や説明内容に不安があった場合には遠慮なくかかりつけ医や医療機関(可能であれば健診・ドックをうけた病院など)に結果を持参して相談されることをお勧めします。

検査項目や結果にもよりますが、精密検査・治療を要する、と結果表に記載があっても、必ずしも大きな病気が見つかるわけではありません。

健康診断は治療を必要とする疾患を見逃さないために、多少厳しめの基準を設定してリスクのある方の拾い上げを行う側面があります。だからといって「どうせ大丈夫だろう。自分は元気だし。」と思うことは危険です。健診結果をしっかりと確認し、医療機関との相談することをご検討ください。

当院では健康診断・人間ドックの結果の説明、必要な検査・治療を行うだけでなく、健診結果の相談や結果の解釈など含め、一般外来での相談をいつでも受け付けています。
※他医療機関での健診結果でもぜひご持参ください。         

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