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院長’S コラム Vol.21 運動習慣 身につけてますか?
コラム運動習慣 身につけてますか?
みなさんこんにちは。院長の熊野です。
日を追うごとに暖かくなり、外歩きが楽しい季節になってまいりました。診察室で皆さまとお話ししていると、「運動不足はわかっているけれど、時間がなくて…」という声をよく耳にします。
「運動」と聞くと、息を切らして走ったり、ジムで汗を流したりする姿を想像されるかもしれません。
しかし、健康を守るために必要なのは、決してハードなトレーニングだけではありません。
今回は、忙しくて時間がない方・運動が苦手な方にこそ知っていただきたい、「散歩」から始まる心身への驚くべき効能についてお話しします。
1. 「歩く」ことは、副作用のない万能薬
散歩のような軽い有酸素運動は、医学的にもその有用性が確認されています。
● 生活習慣病の予防: 20分程度の歩行でも、十分に脂肪を燃焼するエネルギー消費になります。また血糖値の安定や血圧の上昇を抑える効果が期待でき、動脈硬化の進行が抑制されます。
● 脳 の 活 性 化 : 足の裏からの刺激や、歩きながら周囲の景色を眺めることは脳を活性化します。認知症の予防だけでなく、記憶力や集中力を維持する効果も報告されています。
● 骨 を 強 く す る : 歩行することで骨に負荷がかかり、骨密度が維持されます。将来の骨粗鬆症を予防し、骨折のリスクを減らします。
2. 心の「曇り空」を晴らす効果
運動療法の一つとして「散歩」お勧めするもう一つの理由は「メンタルケア」にあります。
歩き始めて5〜15分ほど経つと、脳内で「セロトニン」という物質が分泌され始めます。
これは別名「幸せホルモン」と呼ばれ、ストレスを軽減し、心を穏やかに整えてくれる働きがあります。
「なんだか気分が晴れない」「寝つきが悪い」という時、無理に解決策を考えるより、まずは近所を一周してみてください。
歩くリズムそのものが、乱れた自律神経を整えてくれるはずです。
3. 「頑張らない」ことが継続のコツ
運動が苦手な方が無理に高い目標をたてても継続することは難しいです。まずは気楽に始めてみましょう。
時間は1日10分から: まとまった時間が取れなくても、家事の合間や買い物への往復だけで構いません。
「ついで」を見つける: 好きな音楽を聴きながら、あるいは季節の花を探しながらなど、楽しみをセットにしましょう。
姿勢を少しだけ正す: 背筋を伸ばし遠くを見るようにして、いつもより少しだけ大股で歩くことで、運動効率はぐっと上がります。
健康づくりにおいて最も大切なのは、強度の高さではなく「細く長く続けること」です。
もし「今日は体が重いな」と感じたら、玄関を出て空を見上げるだけでも構いません。
その一歩が、数年後のあなたの健康を支える大きな財産になります。
何か不安なことや、お体に痛みがある場合は、いつでもお気軽に診察室でご相談ください。
皆さまが笑顔で街を歩く姿を、私も応援しています。
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