食道・胃・十二指腸を上部消化管といい、口または鼻から内視鏡を挿入して観察します。いわゆる「胃カメラ」と呼ばれるものです。
カメラを口から入れる(経口内視鏡)、または鼻から入れる(経鼻内視鏡)ことを選択することができます。
※ 同じ太さのカメラを用います




食道・胃・十二指腸を上部消化管といい、口または鼻から内視鏡を挿入して観察します。
以下のような症状や状況の方に推奨します。
下部消化管内視鏡検査とは、内視鏡を肛門から大腸の最深部(盲腸)まで挿入し、抜きながら大腸全体の観察を行う検査です。
以下のような症状や状況の方に推奨します。
消化管造影検査(胃バリウム検査)は現在でも日本人間ドック学会で上部消化管疾患を診断する検査として認められています。
しかし内視鏡検査機器の進歩により、内視鏡検査受診者の負担軽減が図られ、診断能力も格段に向上しました。
当院では、中高年以上の受診者の方には内視鏡検査をお勧めしています。
※ 健診で受診の場合、胃バリウム検査から胃カメラに変更しても追加料金は徴収しておりません。(2025.1.31現在)
当院では消化器内視鏡専門医が検査のほとんどを担当しています。通常の観察の場合、1回の検査時間は3分程度で終了します。(詳細に観察する場合は多少時間がかかります。)

健診や人間ドックでの内視鏡検査、およびスクリーニングを目的とした観察中心の内視鏡検査では細径内視鏡(径:5.8㎜)を使用します。カメラを鼻から挿入することで、喉の奥(咽頭)にカメラがあたる角度が緩くなるため、反射(オエっとする感覚)が軽減すると言われています。
鼻腔が狭い方、鼻を手術した方など鼻からカメラを挿入できない場合には口からカメラを挿入しますが、同じ太さのカメラを使用します。

担当:外科・消化器(胃・大腸肛門)
<専門医・資格等>
日本消化器外科 :指導医・専門医
日本消化器内視鏡学会 :指導医・専門医
日本大腸肛門病学会 :指導医・専門医