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院長’S コラム Vol.26 気づかぬうちに進む血管の老化  ~ 生活習慣病と動脈硬化の深い関係 ~

気づかぬうちに進む血管の老化  ~ 生活習慣病と動脈硬化の深い関係 ~

気づかぬうちに進む血管の老化  ~ 生活習慣病と動脈硬化の深い関係 ~みなさんこんにちは。院長の熊野です。

皆さまはご自身の「血管の健康」について意識したことはありますか?
健診などで「血圧が高い」「血糖値やコレステロールが気になる」と指摘されても、自覚症状がないと、ついつい後回しにしてしまいがちです。
しかし、高血圧・糖尿病・脂質異常症といった「生活習慣病」は、静かに、そして確実に「動脈硬化」を引き起こします。

● 忍び寄る「サイレント・キラー」の恐怖
動脈硬化とは、血管が弾力性を失って硬くなったり、内側に粥状の変化が生じて血管の内腔が狭くなったりする状態のことです。
最大の問題は、動脈硬化はかなり進行するまで「自覚症状がほとんどない」点にあります。まさに「サイレント・キラー(静かなる殺し屋)」と呼ばれる所以です。
血管の詰まりや悪化を放置すると、ある日突然、脳の血管が詰まる・破れる「脳卒中(脳梗塞や脳出血)」や、心臓の血管が詰まる「心筋梗塞」といった、命に関わる深刻な疾患を引き起こします。
発症すると、一瞬でこれまでの生活が一変してしまうことも少なくありません。

●「なんとなく薬を飲む」から一歩先へ
こうしたリスクを避けるために最も重要なのは、生活習慣病の管理によって動脈硬化の進行を食い止めることです。
ここで皆さまにお伝えしたいのは、「ただ漫然と処方された薬を飲み続けるだけでは十分ではない」ということです。
治療で本当に大切なのは、「薬によって血管を守る目標値に達しているか」を見極めることにあります。

☆ 定期的な血液検査
薬の効果がしっかり出ているか、血液検査の数値を見て客観的に治療効果を判定します。
数値が安定していても3〜4ヶ月に1回のチェックが理想的です。

☆ 自宅での血圧測定
医療機関受診日だけでなく自宅安静時の血圧(起床時や就寝前)の値を確認することは非常に大切です。

☆ 頸動脈エコー検査
首の太い血管(頸動脈)を超音波で観察し、動脈硬化の進み具合やプラーク(血管壁の変化)の有無を直接画像でチェックします。
痛みもなく短時間でできる非常に有用な検査です。
当院でも検査が可能です!

●地域密着の当院だからこそできること
動脈硬化の予防や進行予防は、長期間にわたる継続的な取り組みが必要です。
「症状がないから」「忙しいから」と受診をやめてしまったり、自己判断で服薬を中断したりするのが一番危険です。
当院は地域の「かかりつけ医」として、定期的な検査と確実な治療管理を全力でサポートします。
ご自身の血管の状態を知ることは、未来の健康な生活を守る第一歩です。
気になることや不安な点がありましたら、どうぞお気軽に当院スタッフまでご相談ください。

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