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院長’S コラム Vol.28 睡眠と健康維持 ① ~ 毎日しっかり眠れていますか? ~
睡眠と健康維持 ① ~ 毎日しっかり眠れていますか? ~
みなさんこんにちは。院長の熊野です。
今回と次回の2回に分けて睡眠について書いてみたいと思います。
日々の健康を守るうえで欠かせない要素のひとつが「睡眠」です。
近年の調査では、日本人の約70%が自分の睡眠に満足していないと報告されています。
忙しさやストレス、生活リズムの乱れなど、理由はさまざまですが、多くの方が「ぐっすり眠れない」という悩みを抱えていることが分かります。
私たちは1日の約3分の1を睡眠に費やしています。
この長い時間は、単なる休息ではなく、体と心を整えるための重要な営みです。
短時間睡眠が続くと、疲労が抜けにくくなるだけでなく、免疫力の低下、生活習慣病のリスク増加、集中力の低下など、さまざまな健康への悪影響が指摘されています。
睡眠は「疲れを取るための時間」というイメージが強いかもしれませんが、実際には、脳の情報整理、ホルモンバランスの調整、血圧の安定など、健康維持に欠かせない多くの働きを担っています。
また、最近の研究では日中に眠気を強く感じた場合、短時間の仮眠が有用であることも分かってきました。15〜20分ほどの短い仮眠は、脳の働きをリセットし、集中力や作業効率を高める効果があります。
ただし、長く眠りすぎると逆にぼんやりしてしまうこともあるため、短時間にとどめておくことが大切です。
では、良い睡眠を取るためにはどのような工夫が必要でしょうか。ポイントを3つにまとめます。
- 生活リズムを整える : 毎日同じ時間に寝て起きることで体内時計が安定し、自然と眠りやすくなります。
- 就寝前の刺激を減らす: スマートフォンやテレビの光は脳を覚醒させます。就寝前1時間はできるだけ控え、心を落ち着ける時間をつくりましょう。
- 環境を整える : 寝室の温度・湿度・照明を整え、リラックスできる空間にすることが質の高い睡眠につながります。カフェインの摂取は夕方以降控えることも大切です。
睡眠は、健康の土台となる大切な習慣です。ご自身の睡眠を見直し、無理のない範囲で改善を続けることで、日々の生活がより快適になります。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
来月のコラムでは①睡眠薬の功罪、②睡眠時無呼吸症候群という病気について解説します。
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